カリキュラム(高校)

概要

第2学年から文系、理系に分かれ、文系では地理探究・日本史探究・世界史探究から2科目選択します。理系は化学を必修とし、物理・生物のどちらか1科目選択します。第3学年も引き続き文系、理系に分かれ、文系は地歴・数学・理科基礎の演習を選択し、理系は高校2年で学習した物理・生物を引き続き演習していきます。それぞれのコースで入試問題を中心とした演習を数多くこなし、受験の対応に全力を尽くします。

特色

概要に示したように、高校2年からは文系と理系に大きく分かれて授業を行います。高校3年では、演習の授業が多くなりますが、高校2年までにしっかりとした基礎力を身につけていなければ、演習の効果としての実践力が身につきません。本校では、基礎力・実践力を身につける上で、授業を非常に大事な時間と考えています。

また、高校1年・2年の総合的な探究の時間「科学探究基礎Ⅰ」や「総合探究Ⅱ」「科学探究Ⅱ」では、探究活動に取り組みます。この活動を推進する上で、現在はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)を活用しています。また,高校全学年の特別活動(LHR:ロングホームルーム)では,いじめやSNSについて学ぶ機会も設け、道徳的な側面の学びを深めています。また,防災に対する学びを深めるなど,教科学習だけでは得られないさまざまな活動を通して感性を磨き、生涯にわたって伸び続ける学力を育成します。

LHR

高校1年

高校生として身につけてほしい基礎・基本を実践的な取り組みを通して学びます。マナーを学び、社会に出る上で必要な感性を身につけます。いじめやSNSについて学ぶ機会も設け、道徳的な側面の学びを深めていきます。また、探究活動のために必要な能力の育成やグループでの探究活動の時間にも充てていきます。

高校2年

修学旅行に向けて事前・事後の学習を行い、学びを深めていきます。さらに、今年度は個人での探究活動のための時間も取り、より深い探究活動になるように取り組みます。

高校3年

これからの社会での重要なテーマについて議論し、自分なりの考えをまとめていく場を設けています。これまでに学んできた様々な能力を駆使し、高校3年生だからこそできる議論をしていきます。

総合的な探究の時間(高校1年・2年)

高校1年

総合的な探究の時間「科学探究基礎Ⅰ」(1単位)を行います。1学期は探究活動のための科学的なリテラシーの習得に向けて取り組みます。1学期後半からはグループでテーマを立てて探究活動を行います。高校1年生の間で探究を深めた結果、更なる課題を見つけたグループは、次年度も継続して研究を続けていきます。

高校2年

文系は総合的な探究の時間「総合探究Ⅱ」(1単位)、理系は総合的な探究の時間「科学探究Ⅱ」(1単位)を行います。これらの時間には、今年度は個人でテーマを立てて探究活動を行います。

高等学校教育課程表 (2022(令和4)年度以降入学生)