学校長あいさつ

志を実現する力と自分らしさを育て
世界を舞台に活躍する人に

豊島岡女子学園中学校・高等学校では、1892(明治25)年創立以来の建学の精神を引き継ぎ、人としての正しい道と思いやりの心を大切にし、努力を積み重ね、才能を伸ばす教育を行っています。「毎朝5分間の運針」は、集中力を高め、コツコツと努力を積み重ねることの大切さを身をもって知る76年の伝統です。

豊島岡は、生徒たちの未来に向けた成長を導く教育を目指し、新しいチャレンジを続け、常に進歩し、生徒とともに成長する学校でありたいと願っています。
「志力を持って未来を創る女性」の育成を掲げ、一人ひとりの生徒が高い志を抱き、それを実現する力を身につけ、より良い社会の創り手として、自分らしく、世界を舞台にしなやかにたくましく活躍できる人に育ててまいります。

豊島岡には元気で前向きな生徒たちがたくさん集まっています。
誰かに気兼ねすることなく、何にでも本気で打ち込め、互いに切磋琢磨して成長していく雰囲気があります。
全員参加の「クラブ活動」や生徒主体の「学校行事」も盛んで、生徒一人ひとりの人間力が磨かれるとともに、先輩と後輩がしっかりと結びつく関係が築かれます。“女子だけ”であらゆる事を成し遂げていく中で、憧れの先輩の背中を追って、さらには超えていこうという校風のもとに培われるリーダーシップとフォロワーシップは、社会に出てその真価が発揮されていくものと信じています。

豊島岡での生活を通して、親しい友人を作り、ともに勉学・クラブ活動・学校行事に励み切磋琢磨することは、私自身がそうだったように、皆さんにとっても“一生涯の宝”になるはずです。
「自らを高めたい、様々なチャレンジをしてみたい!」という意欲ある皆さんを、私たちは全力でサポートしていきたいと願っています。

2024年4月
第7代校長 竹鼻志乃(1985年卒業)