活躍する先輩方から学びたい
図書館には、『先輩方の著書コーナー』が設けられています。カウンセラーや絵本作家、小説家、漫画家、臨床心理士など多方面でご活躍の卒業生が、寄贈してくださった書籍などを紹介しています。
ご著書3冊を寄贈してくださるという連絡があり、昨日卒業生が来校されました。初めてお会いする卒業生の方ですが、校内を少しご案内するうちに、懐かしい学校の話ですっかり盛り上がりました。
豊島岡生としてあるべき姿を願う“きちんとした生活指導”、校歌の最初に「親子はらから教え子の」とある“家庭的な温かい学校の雰囲気”は、今日にも脈々と受け継がれています。
私立学校の良さを改めて実感しました。
卒業して何年たっても、卒業生は恩師に遭って、昔にタイムスリップできる。
彼女は、「母校に足を運ぶのがこんなに、嬉しいことだったとは!」と感想を述べていらっしゃいました。
中学3年生は、キャリア教育の一環として、『卒業生にインタビュー』を行っています。ご著書を寄贈された方の中にも、ご協力くださった先輩方がいらっしゃいました。今年度ご協力いただける“働く卒業生”を、これから募集しようと思っています。今年はどんな先輩と生徒との出会いがあるのか、とても楽しみです。
自分らしくきらきらと輝いて活躍されている卒業生の姿に、私も大いに刺激を受け、元気をいただきました。
昨日ご著書を寄贈してくださった先輩は“中垣俊子”さんです。以下にプロフィールをご紹介します。
心理カウンセリングルーム「コルネット」は、“いきいきとした女性を一人でも多く”という思いで、1992年に活動を開始しました。当初は夫婦関係・子育て・不登校・自己実現などについて女性対象の心理カウンセリングを行なっていました。
現在では、こうした心理カウンセリングの他、心理学講座や心理カウンセラー養成講座などの講座を開催したり、心理学関係の外部講座の講師や執筆活動を行なっています。また数年前から小学生のための放課後学校「アドラー子ども学校」を始め、これまでの経験を生かしながら子どもたちとお母さん方のためのサポートを行なっています。
今後ますますのご活躍をお祈りいたします。