豊ちゃん日記

「豊島岡重量挙げコンテスト」行われました???

2学期が始まってすぐの9月3日(土)、「豊島岡重量挙げコンテスト」が講堂で行われました。バーベルを挙げるのは、生徒たちが夏休みをかけて作り上げたロボットです。これは、昨年の“クリップモーターカー”に続く、「ものづくりプロジェクト」のひとつです。

<バーベルを挙げているロボット>
<動力の電池1本とモーター1個>

今年の「重量挙げ」は、東京電機大学(工学部機械工学科先端機械コース)のご協力により行われました。動力は単三電池1本とモーター1個、段ボールと限られた材料を用いて作ったロボットが、制限時間内にどれだけ重いバーベルを早く持ち上げられるかを競いました。

<優勝チーム「物理素敵女子」>

コンテストには、中学3年生から高校2年生までの29チームが挑みました。予選1回戦(1㎏のバーベルを5分以内に挙げる)、予選2回戦(2.5㎏を7分以内)を通過した14チームが準決勝に進みました。準決勝(4㎏を10分以内)で決勝に勝ち進んだのは8チーム。決勝には東京電機大学から1チーム参加し、9チームが5㎏のバーベルを10分以内に挙げることに挑戦しました。さすがに5㎏のバーベルは重く、ロボットの腕が持ち上がらず、ロボットの本体の方が上がってしまうものもありました。最終的に、5㎏のバーベルを2分46秒で挙げた、高校1年生の「物理素敵女子」チームが優勝しました。

 

コンテストでは、さまざまに工夫されたロボットたちが、予想を上回る激戦を繰り広げました。東京電機大学の先生からも、全体的にロボットはとてもしっかり作ってあったと、お褒めの言葉をいただきました。

参加した生徒たちは「ものづくり」の楽しさ、「アイデア」を具現化することの面白さを実感したことと思いますが、観ている方もとても興味深く感じました。今回の「重量挙げロボットづくり」を通して、一人では考えつかないような発想が生まれたり、一人では諦めてしまうかもしれないような問題を解決できたり、「チーム」として協力することの楽しさ、大切さ、そして成し遂げた時の大きな感動を学んだことと思います。

本当に皆さんよく頑張りました!!