クッキングバトル
1月12日(日)、クックパッド本社の素敵なキッチンスタジオをお借りして、「3カ月留学生のその後の活動」で紹介した「クッキングバトル」が行われました。このイベントを企画した生徒たちの感想を紹介します。
中高生初となるクッキングバトルを終え、達成感で満ち溢れています! 約1年前にCookpadの方からFAO(国連食糧農業機関)のFood WasteやFood Lossに関する子供向け教材の日本語訳をするチャンスをいただき、さらにNZでの3ヶ月留学で先進的な食料廃棄を抑えるシステムを学んでからのこのイベントは、とても意義深くチャレンジングなものでした。
Creative Cooking Battle(CCB)とは、家で残った食材を参加者が持ち寄り、それらを使って制限時間内に作った料理が、美味しさ・見た目・工夫のアイデア・生ゴミの量(これが勝敗を分ける一番重要なポイント)の4項目で審査され、優勝を争います。今、SDGsを楽しく学べるイベントとして注目を浴びています。
今回のCCBは、主催者が学生、そして中高生の大会としても初の試みでしたが、中学1年生から高校2年生まで4人×5チームで先着で募集をかけたところ、1日で定員オーバーという想像以上の人気ぶりでした。
当日は、校長先生をはじめとする5人の先生方にCCBの審査員を務めていただき、FAO駐日連絡事務所長であるチャールズ・ボリコさんからのメッセージビデオや、同じくFAOの松岡幸子さんには講演をしていただきました。CCBの後には、Food WasteとFood Lossに関するワークショップを行い、私達が考えた問題に対する斬新な解決策を、先生方を含めた参加者全員がグループごとに熱いディスカッションを交わし、Cookpad初代編集長の小竹貴子さん、CCB運営委員会委員長の横尾祐介さん、そしてFAOの松岡さんからも講評していただき、午前のCCBの体験を踏まえ、より一層Food Wasteを深く理解することができたと思います。
今年はこのプロジェクトを学校内だけではなく、日本や世界中に広げられるように、今後のアクションもたくさん考えていきたいです!