TGネットワーク第3回 『卒業生の学びと交流の会』
◆開催報告◆
開会
在学中は茶道部部長を務めた佐藤紀さんが司会者となり、開会宣言が行われました。次に、TGネットワーク事務局代表の竹鼻志乃校長より、挨拶がありました。
基調講演 八代晴江先生
最初に、幹事の村山雅江さんが製作した、豊島岡女子学園の校歌をBGMに使った昭和30年代の池袋の様子紹介から始まる映像により、八代先生のご略歴が紹介されました。
先生は、豊島岡女子学園高等学校を卒業後すぐに本校茶道部顧問となられ、現在も茶道部(表千家)を57年間にわたりご指導いただいています。
平成22年には、長年の豊島岡女子学園での茶道指導の功績により、表千家家元同門会より表彰を受けておられます。
続いて、八代先生からご講演いただきました。
10歳のときに躾として習わ(さ)れた“お茶”との出会いのお話に始まり、在学時の豊島岡の様子や茶道部創部当時のお話から、茶道部顧問として、茶道人として、家庭を持ち子育てもされながら、介護までご経験されて、お仕事を続けてこられたキャリアについて、写真を用いながら、お話いただきました。
人生のそれぞれのステージで、苦しみながらも、信念をもって力強く生きてこられた先生の姿に、参加された皆さんは、共感を覚え、深い感銘を受けた様子でした。
『卒業生の学びと交流の会』ではありましたが、茶道部顧問の大先生のご講演ということで、現役茶道部の高校2年生4名も、熱心にお話を聞いていました。
参加者の紹介
司会より、本日ご参加いただいた皆さんの紹介が行われました。卒業年度が様々な卒業生の方にご参加いただきました。
在学時に茶道部だった方や、現在も茶道部のご指導を手伝っていただいている方、今年の鳩友会総会での案内でご参加された方、友達に誘われてご参加された方、今年の中学3年生キャリア教育にご協力いただいている方など、いろいろな卒業生にお集まりいただきました。
交流会と記念写真撮影
時間の都合により、記念写真撮影後に各自で自由に行う形に変更しました。
講堂前のホワイエに移動して、“シンデレラ階段”をバックに、皆さんで記念写真を撮影しました。
その後、試食室に戻ってからは、名刺交換をしたり、メールアドレスを交換したりされる姿も見られました。
また、久しぶりに学校を訪れた卒業生の方々の中には、閉門時間近くまで、校内を見学された方もいました。
さらに、場所を移しての“懇親会”も予め企画されていましたので、八代先生を交えて交流を深めることができました。