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科学探究基礎Ⅰ ミニ課題探究

SSH学校の様子高1

7月11日(木) 高校1年生の科学探究基礎Ⅰの2回目の集中実習が行われました。

実験とデータ収集

1、2時間目は、グループごとに与えられた物理の4つのテーマから1つ選び、事前に考えた仮説に基づいて、準備してきた実験を実際に行いました。
テーマは(A)『紙の落下』、(B)『トイレットペーパーの芯』、(C)『ボールの跳ね返り』、(D)『水を入れたペットボトルの運動』の4つでしたが、それぞれのテーマの中でも、視点は様々で、実験にもいろいろな工夫が見らました。

紙の落下
紙の落下
トイレットペーパーの芯
トイレットペーパーの芯
ボールの跳ね返り
ボールの跳ね返り
水の入ったペットボトルの運動
水の入ったペットボトルの運動

これから探究活動を行う本校生徒のために

3時間目から東北大学大学院の准教授 酒井聡樹先生の講義(90分)を聴きました。
酒井先生は、高校生向けの研究の進め方や論文の書き方についての本を書かれています。本校での講義の内容は
『研究とは何か?』、『探究活動を行う意義』、『研究の進め方』についてで、具体的な例を挙げ、「良い点」や「気をつける点」などをその都度生徒達に問いかけながら、わかりやすく講義して頂きました。
講義で指摘された「気をつける点」を午後の発表でさっそく取り入れたグループもありました。

これから探究活動を行う豊島岡女子学園高校生のために
これから探究活動を行う豊島岡女子学園高校生のために
先生からの質問に手を挙げて
先生からの質問に手を挙げて

まとめと発表

午後からは、最後の発表に向けて、約2時間かけ各グループで行った実験のデータを見ながら話し合い、データをグラフ化して模造紙やパワーポイントにまとめていきました。酒井先生に実験の趣旨を熱心に説明する生徒の姿やアドバイスを熱心に聞く姿が見られました。

グループで話し合い
グループで話し合い
酒井先生にアドバイスいただきました。
酒井先生にアドバイスいただきました。

一日の活動のまとめとして、各クラス内で発表を行いました。1日の限られた時間の中での実習でしたが、実験をして、データを収集し、グループで話し合い、得られた結果をまとめて発表までを行うことができました。同じテーマでも様々な実験があり、ほかのグループの内容に刺激を受けた様子でした。

ペットボトルを使ってプレゼン
ペットボトルを使ってプレゼン
パワーポイントで発表
パワーポイントで発表