学校の様子

高校生のための国際物理コンテストBeamline for Schools

校外活動高2

スイス・ジュネーブの欧州原子核研究機構CERNとドイツ・ハンブルグのDESYが主催する高校生のための国際物理コンテストBeamline for Schools(BL4S)にて、本校の生徒を含んで構成された2チームが、最終選考の25チームに選出されました。(選出チーム一覧

Beamline for Schools(BL4S)は、世界中の高校生のチームが、粒子加速器で実行したい科学実験を、企画書とプロモーションビデオによって提案します。
その中から、3つのチームが、スイスの世界最大の粒子加速器施設に招かれ、設備の整ったビームラインで実験を行うことができるというコンテストです。

○Team『Volcanoes』


〈メンバー〉
高校2年生6名(本校5名・他校1名)

〈内容〉
cosmic watchを用いて富士山を透過し密度構造を可視化するために、性能評価をする実験の提案をしました。使用するビームのエネルギーや、ビームを遮蔽する物質の効果を確かめるためのシミュレーションも行いました。

Team『Volcanoes』
Team『Volcanoes』

○Team『CHEREN5』


〈メンバー〉
高校2年生5名(本校2名・他校3名)

〈内容〉
現在、宇宙から降ってくる宇宙線(ここではミュオン)によって発生したチェレンコフ光を観測しています。CERNではよりエネルギーの高い、様々な素粒子を使用することができるため、高エネルギーの電子、陽電子、負ミュオン、正ミュオンをUVカットなしアクリル柱に当ててどのようにチェレンコフ光が観測されるかを確認する実験を考案しました。

Team『CHEREN5』
Team『CHEREN5』