高3 実践数学 2022.10.27,11.1,2
授業
高校3年生の理系の生徒は、10月27日(木)から3回にわたって「虹と数理」と「世界地図と数理」の2つの課題に分かれて、学校設定科目の「実践数学」に取り組みました。
「虹と数理」は、虹が発生する現象を数学と理科を融合させ、「世界地図と数理」は、世界地図のゆがみを数学と地理を融合させて解き明かそうという内容です。
身近なものを2つのテーマに、地球儀を使ったり、GeoGebra(※)というソフトウエアを使ったりして、生徒たちはグループで話し合いながら、高校で学ぶ数学の知識を総合的に活用して探究的な課題に取り組みました。
実施後のアンケートでは、身近な事と数学の繋がりを感じたという感想が寄せられました。
『方角が正しくなるように作られたメルカトル図法の地図が、球状の地球の緯度を今回のように計算して求めているということにとても驚きました。また、社会の授業で学ぶ地図にも数学が応用されていることを再認識し、奥深さを感じました。』
『身近なものと高校数学が結びつくのが面白く、もっと実践数学やりたかったと思うぐらい楽しかったです。』
※GeoGebra は、数学や科学を小学校から大学水準まで学習指導するための幾何・代数・統計・解析を結び付けた動的な数学ソフトウエア。(Wikipediaより引用)