天文部 GRCプログラムに参加中
天文部学校の様子
9月17日に本校で開催したAcademic Dayの日に来校された宇宙航空研究開発機構(JAXA)の本田雅久氏に、GRC(Girls’ Rocketry Challenge)プログラム(※)に参加している天文部の生徒が指導と助言をいただきました。
本校では、天文部の有志(高2:2名,高1:3名,中3:2名)が参加を希望し、夏休みや放課後の時間に集まり、時間を惜しんで鋭意製作中です。モデルロケット(※)は、滞空時間を競うものと打ち上げ高度を競う2種類を製作します。
生徒たちは、自分たちが取り組んでいる様子を説明し、抱えている問題について質問をしました。
本田先生は、プロの目から見て中高生にもわかりやすく具体的なアドバイスをしてくださり、とても有意義な時間になりました。本田先生のアドバイスのおかげで改良の方向性が定まり、生徒たちは、さらにモチベーションを高めて活動に取組んでいます。
- GRCプログラムは、(株)リバネスとロッキードマーティンのサポートのもと、オリジナルのモデルロケット開発に挑戦するというもので、 5月に3校がプロジェクトへの参加が認められ、任命式を経て約半年間の活動後、10月にJAXA筑波宇宙センターで開催予定のモデルロケット全国大会に挑戦します。
- モデルロケットとは、火薬エンジンを使用して大空高く打ち上がる模型ロケットです。世界では50年以上の歴史があり、これまで5億回を超える打ち上げで無事故の記録を更新しています。火薬エンジン以外は自由に作ることが可能で、安全な宇宙教育教材として世界的に親しまれています。日本では、モデルロケット協会が発行するライセンスを取得することで、誰でも打ち上げることが可能です。(モデルロケット協会HPより)