STEAM英語 夏期講座
8月23~27日の5日間、中学3年生の希望者を対象にSTEAM英語夏期講座を実施いたしました。教科横断型であるSTEAM教育と英語学習には密接な関係があり、教育現場でもSTEAM型の学習方法を英語活動に取り入れる傾向が多く見られています。
今回そういった考え方を同じにする外部のプロジェクトの方の協力を得て、主にScienceやMathを通して英語を学ぶ活動を行いました。1~4日目までには、MathやEnglish(Speech)、Scienceの授業を外部のnative講師から英語で学びました。
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Mathの授業では普段の英語の授業では学ばない数学の専門的な表現を学び、足し算・引き算から始まり図形や指数、因数分解まで英語で問題を解いて表現できるようになりました。
English(Speech)の授業では、プレゼンテーションを行う際の表現方法やリアクションの仕方、また例を挙げながら説明するテクニックを学びました。
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最後に、Scienceの授業では、それぞれが希望した実験を行い、Question(問題提起), Hypothesis(仮説), Materials(材料), Procedure(手順), Results(結果), Conclusion(まとめ)を英語でポスターにまとめ、5日目の最終日に4分間のプレゼンテーションと質疑応答を英語で行いました。
生徒たちは、普段は触れることのない専門的な英語の表現に、最初は緊張した面持ちで戸惑っていました。Scienceの実験に取り組む機会などを通して、後半になるにつれてnative教員とのやり取りが増え、自発的に考え、さらに最後には英語を使って自分の言葉で発表ができて、かなり自信がついたようでした。これからもさらにSTEAM英語を学んでいきたいという感想も多く聞かれ、英語を学ぶ意欲を高めるきっかけとなったようです。