中学1年 美術集中実習
授業
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7月15日、中学1年生は美術の集中実習をおこないました。
午前中の4時間を使って実施したこの活動では、「学校に森をつくる」というテーマのもと、合計3000本超のマスキングテープを画材として用いて、空間の特質を利用しながら床や壁などに様々な模様を描いていきました。
当日は講師としてアーティストの淺井裕介さんにお越しいただきました。
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制作、鑑賞のあとは、テープを剥がしていきます。
2時間かけてつくり上げた空間はあっという間に普段の学校に戻りました。
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午後は希望者を募り、剥がした大量のマスキングテープを使って立体制作を行いました。
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この活動で生徒たちはさまざまな気づきを得たようです。
後日提出された感想の一部を紹介します。
最初は淺井先生が言う「壁や天井が喜ぶようにテープを貼っていく」ということが分からず、やり方も全然分からなくて不安だった。でも、実際やってみると、いつもの教室がカラフルで、きれいで、ほどよくぐちゃぐちゃになっていく過程は本当に楽しかった。「壁や天井が喜ぶ」ということが少し分かったような気がした。
テープだけではなく、空間、教室といったものまで作品の材料になっていることに美術の面白みを感じました。一人一人が違う模様を貼っていったけれど、みんなが力を合わせて一つの作品をつくったように思います。
今でも作品を鮮明に思い出すことができる。それだけ制作過程などが印象に残っているからだと思う。特に、平面から空中に浮かせるようにしたときは、とてもいい作品ができると興奮しました!先生が「形に残らないものがこれから大切になってくる」と言っていたけど、今日の作品もすぐなくなるからこそ自分の中に生き続けるのだと思った。