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豊ちゃん日記(2015年6月)

豊ちゃん日記(2015年6月)

2015.06.11  弁護士の先輩による“いじめ予防”の授業

いじめ予防授業風景写真

日常生活の中で、正しいこと、間違いのないことを、無意識のうちに常に実行するということは案外難しいことです。人とのコミュニケーションにおいても、相手の気持ちを考えて、思いやりのある行動をしようと常に心がけていても、その気持ちがそのまま相手に伝わるとは限りません。

学校生活の中で、生徒たちには、いつでも相手を思いやり、自然とやさしい行動ができる、そんな力を身につけさせたいと願っています。

本校卒業生の真下麻里子弁護士が、身近な事例を用いて「いじめ」を深く考え、予防につなげるという弁護士チームによる「いじめ予防授業」の活動を紹介してくれました。

今年度、中学2年生から高校1年生が「いじめ予防授業」をクラス毎に受けました。2学期には中学1年生にも授業が行われます。「いじめ」のとらえ方、相手の気持ちの受け取り方も、人それぞれだと気がつきました。相手の心に思いを馳せ、笑顔いっぱいの世界を創っていきたいものです。

 

【真下麻里子さんの自己紹介】

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私は、豊島岡女子学園中学校・高等学校を卒業し、2011年に弁護士になりました。

教育学部出身であったことから、弁護士になってからも教育分野に関わりたいと思い、いじめを予防する活動に参加しました。

その活動を通してわかったことは、「いじめ」と聞いて思い浮かべる行いは、人それぞれ違うということでした。

「殴ったり蹴ったりしなければいじめではない。」

「仲間外れといじめは違うものだ。」

「相手が悪いときは、無視されても仕方がない。それをいじめとは言わない。」

「イジっているだけならいじめにはならない。」

いずれも色々な学校の生徒さん達の意見です。

みんなの思い浮かべる「いじめ」が異なる限り、いくら「いじめをやめよう!」と訴えても根本的ないじめ予防を行うことはできません。

そこで、私は、テレビで報道されるような誰もが「いじめ」と感じる事件を通してではなく、日常の生活の中から「いじめ」を考える授業を行いたいと考えるようになりました。

本いじめ予防授業は、そのような想いから生まれた授業です。

日常のありふれた「すれ違い」を題材とした事例から、いじめ防止対策推進法上、どのようなことが「いじめ」となってしまうかを解説します。

また、一方的な講義ではなく、双方向授業を通して、「いじめ」や「いじめの芽」に直面した際の対処法を生徒さん達と一緒に考えます。

この度、母校である豊島岡女子学園で、後輩のみなさんに対して授業をすることができ、本当に嬉しく思っています。

この授業を通して、みなさんの人権感覚やコミュニケーション能力の養成に少しでもお役に立てたなら、これほど幸せなことはありません。

 

NPO法人 ストップいじめナビ

   http://stopijime.org/

平成26年9月28日産經新聞

   http://www.sankei.com/life/news/140928/lif1409280026-n1.html

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